動悸、胸痛などの症状がある場合に何が起こっているのか(不整脈、狭心症など)を24時間連続して心電図を記録する検査です。

今まで動悸などで病院で検査されたけど何も異常なく、”また症状のあるときに来てください”と言われた方もおられるでしょうが、現実にはその時に病院へ行くのは難しいと思われます。(しんどくなって病院へ行けなかったなど)

普通の心電図は十数秒間の心臓の状態をみるだけですが、不整脈などは起こったときしか検査で捉えられないこともあります。そういった方へはこの検査をお勧めしています。

たまたま検査の時に症状がなかったとしても心電図で異常があることもあります。もちろんこの検査だけで心臓のことすべてがわかるわけではありません。

検査自体は苦痛なく何度でも繰り返して行うことが可能です。入院の必要はなく仕事も通常通りに可能ですが、入浴はできません。

当院のホルター心電図は薄さ10mm、重さ30gでつけていることを忘れそうな負担感の少ないホルター心電図です。

しかも従来であれば一週間程度かかっていた解析も、新たに導入した心電図解析プログラムにより、その場ですぐに結果を確認できます。

従って、24時間心電図では検査当日は心電図をつけていただき、帰宅→自宅で記録→翌日心電図返却→その場で解析、結果説明させていただきます。